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2002(平成14)〜2010(平成22)年度
9年間の工事実績
2002年4月の当事務所開設から9年間に施工した工事のうち、 「住宅改修工事」937件のデータを紹介します。 2010(平成22)単年度の住宅改修実績は93件でした。 (年に数件は「住宅改修」以外の工事も担当しています。) 開設以来、毎年の傾向はほとんど変わりません。 偶然とは言えず、「これが普遍なのか」と感じています。 |
1.相談受付時の本人居所 「在宅か、入院・入所中か」。約8:2です。
2010単年度では15.3%。 私が事務所を開設する前からのデータと比べても、最低の数値。 19%を下回ることはありませんでした。 相対値ではなく、もっと「退院準備」の住宅改修が増えても良いと思います。 改修が必要な退院患者に対する指導が少ない。 退院準備の重要性を、病院スタッフやケアマネジャー、本人・ご家族にもっと知っていただきたい。 |
2.相談依頼者 当事務所への相談依頼の連絡はだれから?
1.ケアマネジャーと地域支援支援センターからの連絡が85.0%。 地域包括支援センターからの連絡が2006(H18年度)の制度開始後に増えつつあり、 工事数全体から見ても3割近くになっています。。
2.家族・本人より・・・介護保険の利用法をまったくご存じないこともあり、「まず要介護認定を申請して下さい」と説明することも。 また、以前に施工したお宅から「状況が変わった。また工事してももらいたい」という例もいくつかあります。商売っぽくてあまり良い印象の言葉ではないのですが、いわゆるリピーターが約15%。 3.その他の中に、成年後見人からの依頼が数件あります。 |
3.疾患別工事件数 罹患者数の多い疾病が多いのは当然、その中でも特に歩行、ADLに支障が出る疾病が多くを占めます。 脳血管障害の多くは片麻痺の後遺症が残るかたです。 脊柱管狭窄症のかたが増えています。 2010年度だけで5件。前年までの8年間の計は14件。 「これまで【腰痛】とされていたかたが、脊柱管狭窄症と診断される例が増えている」 という文献もありました。「やっぱし〜」という感じがします。
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4.種類別工事件数 主に「介護保険住宅改修費支給」工事の種類別に区分したものです。 件数には重複あり。 全工事例の91%で「手すりの取付け」を実施しています。 例えば、「少々の段差なら手すりでカバーしよう」という場合あり。
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5.箇所別工事件数 どのような箇所で改修がされているか。 「何とかトイレと浴室を使えるようにしたい」という切実な要望が実に多いことが表れています。 その次に「家から出る方法を何とか」 廊下は主に、寝室や居間からトイレ・浴室への動線上が該当。 この項目にも件数に重複あり。
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6.利用制度別工事件数 介護保険利用がほとんどです。 「他制度」・・・「高齢者住宅改造費補助」は当地(浜松市)独自の制度で、60歳以上で認められれば 「重度身体障害者住宅改造費補助」と同様の補助を受けることができます。 同様の制度は全国の自治体にみられますが、比較的大きな市町村におおいようです。 これら以外には「身体障害者住宅改修費給付」が年に1〜2件ほど。 「全額自費」は、すでに制度を使い切ったのちの追加施工と、どの制度にも当てはまらない場合もあります。
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7.費用別工事件数 介護保険住宅支給費基準額20万円以下の工事が約9割、87.5%を占めます。 このことは、「基準額20万円は妥当である」との根拠になりうると考えられます。
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