かつて私が担当した、アプローチ通路の改修工事例です。
〔写真上〕約150oの段差が各段にあり、市販樹脂製スロープが置いてありました。しかし、「車いすで通行するたびにゴツゴツするのがつらい」ということで
〔写真下〕コンクリート製通路を斫り(はつり。コンクリートをこわすことを言います)、新たにスロープをつくりました。傾斜はきつくなります(約1/6)が、車いす全介助で危険はない、と判断し、利用者家族の了解をいただきました。
この工事では、もちろん「通路段差の解消」として住宅改修費支給を受けました。
今回の「傾斜の解消」では、まったくこの工事の逆となります。「写真下のようなスロープを、写真上のように階段とつくり替える」わけです。
「リウマチのかたはスロープがつらい」とされています。足関節に負担がかかるためです。
この写真上では勾配がありますが、各段を水平(排水勾配のため最低1/100程度の勾配は設けます)にする。
あるいは、パーキンソン病のかたが歩きやすいように、スロープを階段とする、ということもあるでしょう。